無敵の10ヶ月中です☆

妊娠・出産

11月も終わっちゃいましたね。
里山はどんどん寒くなってきて
今日は大根を1本だけ収穫しました。

一緒に畑の隣にあるキウイも
好きなだけ取っていいと言われていたので
バケツ一杯もらってきました。

まだ固いのでリンゴと一緒に箱に入れて
2カ月ほど置くと食べられるようになります。

来年のフルーツがすでに確保できてるって
素晴らしい✨

家に帰ってきたら向かいの畑の方が
自然薯系のお芋とカブをくださいました。
今日も野菜いっぱい

夕飯に大根を豚肉と煮て
今日明日食べようと思っていたのに
娘に半分くらい大根を平らげられて
明日のおかずはあっという間になくなっちゃいまいした。

そんな里山生活を送っている私ですが
実は今、無敵の10ヶ月中です✨

9月最初のころ風邪を引いて
咳が止まらなくて・・・

そんな日々が約2カ月続いたあと
やっと咳も収まって
やれやれと思っていたんですが・・・

体調の悪かったのにはもう1つ理由がありまして。
実は2人目の赤ちゃんがやってきてくれてたんです!
(もちろんまだお腹の中ですけど。)

スリランカではまだまだ
「女性は子供を産むもの」
という考えのところが多くて
結婚したものの子供ができない夫婦
というのはとても肩身の狭い思いをします。

私も娘を授かるまで計画的だったとはいえ
数年ありましたし
外国人ということで遠慮してそれほど
あれこれ言われなかったですが
スリランカでは結婚後
数か月で子供を授かることが多い事を考えると
家族は相当気にしていたんじゃないかと思います。

無事長女を授かったので良かったですけどね。

これで本当に子供ができないとどうなるか、
というとコロンボ近郊では日本と同じように
「そういう夫婦もあるから」
と言い聞かせて夫婦で楽しく生活する方向に
持って行けることもあるわけですが
本来、スリランカでは子供ができないのは
前世の業だと考えられます。

人として生まれた以上、
子孫を残すのが当然なのに
それができないというのは
前世でそれだけの行いをしてしまったからだ。

それは子供ができない夫婦だけではなく
周りがそれ以上に気にすることになってしまうので
だからこそ子供ができない夫婦は自分達に言い聞かせて
納得しようとするところを
周りが必死になって

「まだか、まだか」

とせっつくことになってしまうんですね。

子供が授からないのは奥さんの業、
そしてそういう奥さんを選んだ夫の業、
引いてはその奥さんとの結婚を許した家族の業・・・

子供ができないことは自分達の前世での行いの悪さを
周りに知られてしまうということ。
そう考える人たちは今のスリランカでは
まだまだたくさんいます。

表面上は本人たちにもどうしようもないこと、
仕方がないと言いながらも
本人たちのいないところで話をしたり
頭を悩ませていることがあるということです。

これが最悪の場合になると
子供ができない原因は
夫なのか、妻なのかを確認するところまでは
なかなかしないですし
責任は妻(の前世)にあると
夫さえもが考えるようになり
そんな妻と結婚したことを後悔し、
自暴自棄になって暴力をふるったり
お酒におぼれたりと生活が狂ってしまう。

そんなこともあるほど
スリランカでは子供ができるかどうかというのは
夫婦にとって大事なことになります。

でもだからこそ!!!

逆に子供ができると
それだけ手厚くサポートしてもらえることになります。
日本では
「妊婦は病人じゃない」
とか言われて電車でも
席を譲ってもらえるとかもらえないとか、
妊娠してますのキーホルダーを
付けていた方が良いとか悪いとか、
いろんな話がありますが

スリランカでは
「妊婦は10ヶ月間の病人である」
と考える上に母になることの大切さから
バスなんかでも当然のように席は譲ってもらえますし
むしろ譲ってもらわないまま立っていたりなんかすると
「母になる自覚はないのか?」
と怒られたりします。

「おかあさん」
という存在はスリランカでは本当に大きくて
ブッダの次に大切なものと言われたりもしますし
何かあった時に出てくる感嘆詞が
「アンマー(お母さん)」
に似たアから始まる言葉が多いのは
(アンモー!、アネー、アイヨー!などなど)
それだけお母さんが大切な存在だからと言う人もいます。

そんな偉大なお母さんになろうとしている妊婦さん
と考えられるので
家でもどこでもこの10カ月はやりたいことをして
疲れたら無理せず寝て・・・
要するにグダグダの生活をしても
責められないという
もうぐうたら生活が大好きな私にとっては
天国のような時間!!

更に食べたいもの、やりたいこと、
見たいもの、何でも叶えてあげなくてはいけない
とも考えられるので本当にやりたい放題☀️

娘が産まれた後、
無敵の10ヶ月が終わってしまったことが
本当に残念だと思ったくらい。

今回、妊娠が分かるまでにも
「あの至れり尽くせりの10ヶ月が来るのか」
と思うとワクワクしたくらい。

ということで私はこの時期を
勝手に『無敵の10ヶ月』と呼んでます。笑

ちなみに、日本語の「つわり」という言葉は
シンハラ語にはなくて
単に「吐き気がする」といわれるんですが
シンハラ語には逆に日本語にない
「ドラドゥカ」という言葉があります。

この言葉は妊娠中に理由もなく
強くやりたいと心に思う欲求のことで
過去のお話なんかだと
王妃が「人の臓器を食べたくなった」
とかびっくりするドラドゥカが出てきたりします。

それでも王妃だし、
ドラドゥカだからって国王は
願いを叶えてあげるんですよね。

ドラドゥカを乱用するわけにはいかないですが
我が家も単に

「あれがしたい!」

というよりも

「なんかね・・・ドラドゥカみたい。。。」💦

と言うと夫の心に数倍響くみたいです。

そんなこんなで
現在、すでに安定期に入ったので
無敵の10ヶ月は半分ほど終わってしまっていますが
じゃがいもの収穫をするころには
家族がもう一人増えている予定です。

出産、子育て期間もまた
みなさんにご迷惑をお掛けしてしまうことも
あるかもしれません。
メールの返信が遅くなってしまうこともあると思いますが
これからもどうかよろしくお願いします。

オンラインでのグループレッスンも
前回の講座が終わったら
また募集をしようかとも思っていたんですが
講座が終わったころにつわりの時期となったこともあって
現在は無理せず個人レッスンだけ細々と続けて
グループレッスンの方は一旦ストップしてます。

また開始できるようになったら
呼びかけをさせてもらおうと思っていますので
よろしくお願いします!

個人レッスンについて、
場合によってはどうしても今でなくては!
という状況にある場合もあると思いますし
そういう時には私もできる限り
相談に乗りたいと思いますので
遠慮なく連絡してもらえればと思います。

ちなみに現在スリランカに在住の方とは
Viberというスリランカでは
メジャーなアプリの音声メッセージを使って
レッスンではなく日常会話サポートをしていますが
とても便利で好調です。

こちらのViberを使ってのサポートは
今後増やしていきたいと思っていますので
興味のある方はぜひ連絡いただければと思います♪

正直、2人目ができるかどうかわからなかったし
できたことが分かるまで
思っていた以上の不安を感じたこともあって
赤ちゃんが欲しいと思いながらも
なかなかできないと悩んでいた友人のことを
たくさん、たくさん考えました。

本当に、できたことが分かるまで
「きっと大丈夫、きっと大丈夫!」
って自分を強く信じて励ますくらいしか
できないんですよね。

でも安定期に入ってくれて本当にほっとしています。
長女の時にはスリランカの家族がいてくれたので
毎日の食事も作ってもらったり
買って来てもらうことが多くて良かったですが
今回は夫と娘と3人だけ。

毎日自分もがんばった!と思いつつも
サポートしてくれた夫、
「だいじょぶ?だいじょぶ?」
と声をかけてくれる娘にも
改めて感謝です💕

赤ちゃんを待ち望む
友人たちにも早く良い知らせがありますように!

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