スリランカに観光に来る人たちにある傾向で、スーパーでお土産を買う。ってよくある話です。
もちろんですが、私が案内する方たちも旅行の途中や最後に足りないものをスーパーで買ってもらったりします。
が、その中でおもしろいな〜と思う事が１つ。
紅茶に関して、実は最近スリランカ国内特にコロンボの小金持ちの間では
「茶葉の細かいものは体によくないのでＢＯＰもしくはＢＯＰＦを飲むのがいい。」
っていう傾向にあるんですよね。
粉のようになってしまった茶葉は海外ではティーバッグに入れられて今では海外からの発注も多くなっていると聞きますが、ティーバッグに入っていてもモノによっては少しだけ茶葉がティーバッグの外に出てきてカップの底に残っていたりします。
それは飲んでいる時にもいくらかは体内に入ってしまうことになるわけで、スリランカではそれが良くないと言われているってことですね。
でも！ガイドブックなんかには特に説明なく簡単に
「スーパーの安い茶葉を買うのもお得で良い」
みたいなことが書かれていたりすることもあって、旅行に来た方にも
「スーパーで安い紅茶が買いたい！」

って言われたりすることもあります。
スーパーに行くとＢＯＰやＢＯＰＦの茶葉もあるんですが、何も書いていない安ーい紅茶もあります。
元々安い紅茶が買いたいと思う場合、クオリティーを気にせずに金額だけで紅茶を選んでしまう場合もあります。
「ローカル用のダスト（茶葉の細かいティーバッグに使われる紅茶）でも金額は安いしそれでも十分おいしいし問題ない。」
というような話も出回って
「おいしい良い紅茶を買いたい！」
よりも
「スーパーでローカルな紅茶を買えば十分だよ！」
の傾向が強くなってます。
なので、場合によってはスリランカの人たちがちょっと高めのＢＯＰＦを買っていく中、外国人観光客がそれよりもクオリティの低い、安い紅茶を購入していく・・・
といったスリランカと日本の逆転現象を見かけることがあります。
そういえば日本が相手ではなかったけど、大学寮で一緒にいたＣちゃんの家の紅茶工場から直送で紅茶を買ったことも何度かあったんですが、実はＣちゃん宅の工場では海外へ輸出するのがダスト。
それよりも大きなＢＯＰＦは国内販売してます。
ダストはないの？と聞いてみたところ、ＢＯＰＦよりも安いからと中東方面の会社からの注文が来て全部買い占められてしまうそうです。
ということで逆にそれよりも茶葉の大きいＢＯＰＦを国内で売っているという・・・。
おもしろいです。
とはいえ私は買い物案内する場合、それでもできるだけ紅茶の専門店で購入することをオススメしてます。
というのも、同じ会社であっても自社の直売店で売る紅茶とスーパーで売る紅茶は茶葉のクオリティーを変えているものもあるから。
紅茶会社はそういうこともちゃんと考えてスーパー用の紅茶とお土産用の紅茶とを外見を変えて作るだけでなく、中に入っている紅茶も同じＢＯＰＦだったとしてもクオリティを変えている場合があるんですよね。
だからこそ金額に差が付くわけで、ぼったくってるわけではないんですよ。
実際に、ある紅茶を買いたくてちょうど近くにあった直売店に行って聞いたところ、
「あれはスーパー用にクオリティーを落としてるから直売店には置いてないんです。
だから買いたければスーパーに行って買ってください。」
と言われた事がありました。
もちろん直売店で売っているのと同じパッキング、同じ商品名の紅茶がスーパーにあるのであれば中身は一緒ですけどね。
でもそうは言ってもこのクオリティーってそんなに違わないでしょ？
と思うかもしれないですけどね・・・
紅茶の生産国でない日本からしたら確かにどっちでもおいしく感じるかもしれないけど、飲み比べてみるとやっぱり全然違うんですよ！
確かに金額は少々高いかもしれないけど、あのおいしさの違い・・・
どうせお金を払うなら、やっぱり紅茶専門店でちゃんとしたのを買ったほうがいいと思います。
同じお店であったとしても「ローカル用です」と言われたらそれは確かにクオリティーが違っているわけで・・・
先日「ローカル用です」と言われて分かっていながら買った紅茶が思った以上においしくなくて私自身、本当苦労してます。
逆に先日いつも紅茶を買っているお店のお姉さんが
「いつもたくさん買ってくれているから社員支給用だけど一袋どうぞ。」
とくれた紅茶はそれより茶葉が大きかったです。（たぶんＢＯＰＦかＢＯＰ）
紅茶会社の場合は働いている社員の福利厚生の一環として毎月紅茶の支給がある会社もあるんですよ。
毎日紅茶を飲むスリランカらしい配慮です。
家に帰ってさっそく飲んでみたその紅茶、先日お金を払って買ったローカルの紅茶よりも断然おいしいし、茶葉も大きくて粉が外に出てこない。
紅茶屋さんの社員が飲んでる紅茶より美味しくない紅茶飲んでたとは・・・
しみじみショックでした。
そんなわけで、お土産をスーパーで買うのはいいんですが紅茶に関しては
安いローカルの紅茶をスーパーで！は止めた方がいいんじゃないかな〜？
スーパーで買うにしてもせめてちょっと良さげな茶葉を選んだほうがいいと思うよ。
と思う今日この頃です。

スリランカに観光に来る人たちにある傾向で、スーパーでお土産を買う。ってよくある話です。
もちろんですが、私が案内する方たちも旅行の途中や最後に足りないものをスーパーで買ってもらったりします。
が、その中でおもしろいな〜と思う事が１つ。
紅茶に関して、実は最近スリランカ国内特にコロンボの小金持ちの間では
「茶葉の細かいものは体によくないのでＢＯＰもしくはＢＯＰＦを飲むのがいい。」
っていう傾向にあるんですよね。
粉のようになってしまった茶葉は海外ではティーバッグに入れられて今では海外からの発注も多くなっていると聞きますが、ティーバッグに入っていてもモノによっては少しだけ茶葉がティーバッグの外に出てきてカップの底に残っていたりします。
それは飲んでいる時にもいくらかは体内に入ってしまうことになるわけで、スリランカではそれが良くないと言われているってことですね。
でも！ガイドブックなんかには特に説明なく簡単に
「スーパーの安い茶葉を買うのもお得で良い」
みたいなことが書かれていたりすることもあって、旅行に来た方にも
「スーパーで安い紅茶が買いたい！」

って言われたりすることもあります。
スーパーに行くとＢＯＰやＢＯＰＦの茶葉もあるんですが、何も書いていない安ーい紅茶もあります。
元々安い紅茶が買いたいと思う場合、クオリティーを気にせずに金額だけで紅茶を選んでしまう場合もあります。
「ローカル用のダスト（茶葉の細かいティーバッグに使われる紅茶）でも金額は安いしそれでも十分おいしいし問題ない。」
というような話も出回って
「おいしい良い紅茶を買いたい！」
よりも
「スーパーでローカルな紅茶を買えば十分だよ！」
の傾向が強くなってます。
なので、場合によってはスリランカの人たちがちょっと高めのＢＯＰＦを買っていく中、外国人観光客がそれよりもクオリティの低い、安い紅茶を購入していく・・・
といったスリランカと日本の逆転現象を見かけることがあります。
そういえば日本が相手ではなかったけど、大学寮で一緒にいたＣちゃんの家の紅茶工場から直送で紅茶を買ったことも何度かあったんですが、実はＣちゃん宅の工場では海外へ輸出するのがダスト。
それよりも大きなＢＯＰＦは国内販売してます。
ダストはないの？と聞いてみたところ、ＢＯＰＦよりも安いからと中東方面の会社からの注文が来て全部買い占められてしまうそうです。
ということで逆にそれよりも茶葉の大きいＢＯＰＦを国内で売っているという・・・。
おもしろいです。
とはいえ私は買い物案内する場合、それでもできるだけ紅茶の専門店で購入することをオススメしてます。
というのも、同じ会社であっても自社の直売店で売る紅茶とスーパーで売る紅茶は茶葉のクオリティーを変えているものもあるから。
紅茶会社はそういうこともちゃんと考えてスーパー用の紅茶とお土産用の紅茶とを外見を変えて作るだけでなく、中に入っている紅茶も同じＢＯＰＦだったとしてもクオリティを変えている場合があるんですよね。
だからこそ金額に差が付くわけで、ぼったくってるわけではないんですよ。
実際に、ある紅茶を買いたくてちょうど近くにあった直売店に行って聞いたところ、
「あれはスーパー用にクオリティーを落としてるから直売店には置いてないんです。
だから買いたければスーパーに行って買ってください。」
と言われた事がありました。
もちろん直売店で売っているのと同じパッキング、同じ商品名の紅茶がスーパーにあるのであれば中身は一緒ですけどね。
でもそうは言ってもこのクオリティーってそんなに違わないでしょ？
と思うかもしれないですけどね・・・
紅茶の生産国でない日本からしたら確かにどっちでもおいしく感じるかもしれないけど、飲み比べてみるとやっぱり全然違うんですよ！
確かに金額は少々高いかもしれないけど、あのおいしさの違い・・・
どうせお金を払うなら、やっぱり紅茶専門店でちゃんとしたのを買ったほうがいいと思います。
同じお店であったとしても「ローカル用です」と言われたらそれは確かにクオリティーが違っているわけで・・・
先日「ローカル用です」と言われて分かっていながら買った紅茶が思った以上においしくなくて私自身、本当苦労してます。
逆に先日いつも紅茶を買っているお店のお姉さんが
「いつもたくさん買ってくれているから社員支給用だけど一袋どうぞ。」
とくれた紅茶はそれより茶葉が大きかったです。（たぶんＢＯＰＦかＢＯＰ）
紅茶会社の場合は働いている社員の福利厚生の一環として毎月紅茶の支給がある会社もあるんですよ。
毎日紅茶を飲むスリランカらしい配慮です。
家に帰ってさっそく飲んでみたその紅茶、先日お金を払って買ったローカルの紅茶よりも断然おいしいし、茶葉も大きくて粉が外に出てこない。
紅茶屋さんの社員が飲んでる紅茶より美味しくない紅茶飲んでたとは・・・
しみじみショックでした。
そんなわけで、お土産をスーパーで買うのはいいんですが紅茶に関しては
安いローカルの紅茶をスーパーで！は止めた方がいいんじゃないかな〜？
スーパーで買うにしてもせめてちょっと良さげな茶葉を選んだほうがいいと思うよ。
と思う今日この頃です。