結婚式

先日作ったサリーを着て今日はCちゃんのお姉さんの結婚式へ。
本当は当日直接結婚式場へ行っても良かったんだけど、1日前にCちゃん宅へ来たのはお姉さんに爪のネイルを頼まれたから。
コロンボでは最近ネイルアートをする人も、そういったお店も徐々に見かけるようになったけど、それでもあれこれするより結婚式でも単色でサリーに合う色を塗る人が多い。
スリランカに来てからも私が何かちょこちょこと時間のあるときに2色使ったり3色使ってみたり簡単なネイルアートをやってみていたのを見てCちゃんがいいと思ったらしく
「何かちょっとやってあげて。」
と頼んできたってわけ。
ネイルアートだけならそんなに大変でもないしまあいいか。と思ったらそういえばこれは結婚式。
自分のやることだけで終わるわけはない!
どこの家でも結婚式というのは前日からバタバタで一番大変なのは着付け。
日本のように別室で静々となんてことにはならず、みんなが出たり入ったり。
深夜1時[[EE:SE024]]から始まったのは花嫁さんの脇を固めるデウェニマナマーリヨー(ブライツメイド)の着付け。
デウェニマナマーリヨーって5人くらいいるから・・・。
その後花嫁さんの着付けは深夜3時ごろ[[EE:SE026]]から開始。
深夜3時から開始ということはその前に花嫁さんはシャワーを浴びて着付けができる状態になっておかなくてはいけない。
今回のCちゃんのお姉さんも前日11時ごろまでバタバタしていて結局1時間も寝られなかったらしい。
花嫁さんも着付けをしながら「あれは間に合った?これはこうしてね!」と指示のし忘れがないかを始終気にする。
だってそういうことをアレンジしてくれるような人は他にはいないから。
大成功の結婚式をしたければ自分達が気をつけて指示を出していくしかない。
そんな落ち着かない花嫁さんの着付けを結局私も手伝いつつ、ネイルは着付けが終わった後、化粧をしているのと同時にやらなくちゃいけない。
しかも当日のその時間にやっと自宅にあったネイルをありったけ持ってくるところから。
「この色で合うかな〜?こっちのほうがいい??こうしてこうしたら・・・きれいじゃないよね〜??」
これって結婚式当日の会話か??
でもそんなこんなで何とかネイルが終わったときにはすでに朝[[EE:SE449]]
結婚式の行われる会場まではここから車で1時間ほど。
その移動も花嫁さんだけ車で・・・なんてことにはまったくもってならず、
「何人車で行くの?今何人いるの?私と一緒に車に乗れるのは○人だけど、後で出発する車に他の全員乗れる?乗れないならどうすればいい?」
そんな会話が飛び交う中、花嫁さんと一緒にバタバタと数人が一緒に車に乗って会場へ出かけていった。
スリランカで大変だなと思うのはポールセレモニーという結婚する2人が花で飾られたお立ち台に上がって式をする時間がハンダハナ(ホロスコープ)で決められるということ。
日本だったら式の時間は何時から。ということで自分達のやりやすい時間に式を挙げることができるけど、スリランカだとそのハンダハナでよい時間を見てもらってその時間ぴったりになるように行われる。
これは自分達ではどうしようもないことだからその月のめぐりのよい時間がもしかして「8時53分」といわれたらその時間ぴったりにその台に登ることができるようにしなくてはいけない。
今回Cちゃんのお姉さんが見てもらった結果の時間は10時5分[[EE:SE02D]]
その時間に間に合わせるためにも着付けは深夜からだけど、結婚式場に行ったらやることは終わりじゃなくてその時間の前に大切な写真撮影[[EE:SE008]]もある。
デウェニマナマーリヨーも一緒になって撮った写真はすぐに編集されて当日の夕方、式が終わる前に出席してくれた人達へサンキューカードとして配られることになる。
そのための写真撮影。

サンキューカードと結婚式のアルバム作成用にも大切な写真撮影

写真撮影が終わったら新婦を迎えに行く新郎の親族総出の行列、新婦の両親への挨拶、やることはいっぱい[[pict:piyo]][[pict:ase2]][[pict:symbol5]][[pict:symbol5]][[pict:symbol5]]

10時5分のポールセレモニーがこちら。
これのために時間を調整しながらバタバタと結婚式が行われます。

マナマーリ(新婦)のお姉さんと一緒にデウェニマナマーリとしてくたくたになったCちゃん、ポールセレモニーが終わった時点で私に言った言葉は
「Keiko、こんな大変な思いをして結婚式をするのなら、結婚式はやらないほうが賢いんじゃないかと思い知ったわ。お姉さんの結婚式でこんなに大変なら私の結婚式はやらなくていいわ。ホントにもう十分。。。」
ま、そう言ってても実際自分の結婚式になったらがんばっちゃうんだと思うんだけどね。
こうしてポールセレモニーも終わったら会場で飲み物が出され、しばし歓談、そして昼食、お色直しが終わったころには3時[[EE:SE026]]を過ぎ、私は友人宅に行くためにお色直しから戻ったお姉さんに早々と挨拶して帰宅の途についたのでした。
Cちゃん、本当に今日はお疲れ様でした。
そしてDアッカ、お幸せに![[EE:AE46F]]

そして今日のKeikoはこんなんでした。

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