Brave Island

シンハラ語専攻の大学院で勉強していく中で必要なことはとにかくいろいろな本を読むこと。
他の生徒よりももちろん本を読む速さは遅いし少しずつしか読めないけど、先日そんな中でおもしろい本を教えてもらった。
シンハラ語学科の子が持っていた本なんだけど、スリランカのいわゆる冒険時代小説。
「翻訳本を探していたらこんなのを見つけたんだけど、読んでみたら思っていた以上におもしろかったよ。」[[pict:kirakira]]
ということで早速借りてきた。
英語での題名は『Brave Island』
シンハラ語での題名は『ウィーラ ディワイナ』
ウィーラヒーロー(勇者)のこと。
ディワイナ島。
日本語に訳したら『勇者の島』ってとこかな?

『ウィーラ ディワイナ』
R.L.Spittel&Chritine Wilson

もちろん日本語訳はされていないんだけど、この本、英語をシンハラ語に翻訳した翻訳本とはいえ、作者の1人、R.L.Spittelはスリランカ出身のブリティッシュ セイロンだったらしい。
詳しくはこちら↓(日本語の説明はありません)
R.L.Spittel
1966年に書かれたものだけど、ポルトガルからオランダに支配が変わる1650年代を題材にした内容はのもの。
日本の年表に置き換えて考えると戦後に江戸時代を舞台にして話を書いたくらいの時代冒険小説って感じか?
話の内容は・・・
ポルトガルがスリランカを植民地化していたころ、そのポルトガルを島から追い出すために協力をしてもらおうとスリランカがオランダと仲良くし始め、オランダ人達が船に乗ってスリランカへやってきたところから始まる。
聞いた話としては
いろいろあるうちにポルトガル、オランダ、スリランカそれぞれの国の人が出会い、協力して知恵を出し合い困難を乗り切っていく話らしい。
これを聞いただけでもおもしろそう!
時間のあるときに少しずつ読んでいかないといけないけど、読み進めるのが楽しみ!
英語が読める方は翻訳前の英語版ももちろん出版されているので読んでみて下さい。

中はこんな感じ。
普通の小説です。
シンハラ語版は255ページあります。


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