ハとサ

今日はちょっと疲れたのでグダグダ考えなくてもいい話を少し。
シンハラ語って実はサ行とハ行の音が入れ替わることがある。
例えば、昨日紹介したアンガ ホーダナワーのホーダナワー(洗う)は意味は変わらないけどソーダナワーとなることがある。
こういうハとサが入れ替わることってシンハラ語ではけっこうあって、
ホヤナワーソヤナワー(探す)
ヘワナセワナ(影)
ヒナーワシナーワ(笑み)
ヒタナワーシタナワー(思う)
ヒティヤーシティヤー(いた)
というように変わる。
日本語で7が「ひち」でも「しち」でも意味は変わらないのと似てるかも。
このハとサの入れ替わりはどのように変化するのかというと、基本的にハ行で使われる方が口語サ行のほうが文語になる。
一度ポソンポーヤのころにコロンボ市内を歩いていたらダンサラのお知らせが貼ってあったんだけど、そこに
「ポホン ダンサラ」
と書いてあって、
「これもハ行にしちゃったの!?」
ってびっくりしたこともあるけどね。
シンハラ語がずいぶんわかるようになってきたから
簡単なお話や詩を読んでみたんだけど
なんか思っている以上にわからなくてガッカリした!
と思うのはこういう音の変化が関わっている可能性もあるのかもね。
ハとサに気をつけてもう一度本や言葉を見なおしてみると
意外と意味がわかる言葉が出てくるかも!?
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