バスストライキ

最近物価の値上がりの激しいスリランカ。
突然ガソリン代、灯油代の値上げが発表されたからさあ大変。
今日はバスのストライキ。
バスの運賃はもちろんガソリン代が関わってくるからガソリン代が高くなれば今まで通りの運賃ではやっていけない。
でも自分のバス会社だけ値上げするわけにもいかないわけでバスの運賃を上げるかガソリン代を下げるか何かしなくちゃいけないということ。
今回ガソリン代の値上げをしたわけだからそれを値下げすることはできない。
ということはこれから起こることは私たちにも理解できる。
簡単にバスの運賃が上がるということ。
ただいくらあがるのかは今回のストライキの行方次第。
じゃあバスがストライキするとどうなるか。
道がすっからかんになる。
朝のラッシュ時期は変わりにトゥクトゥクやバイクが多く走ることになるけど、トゥクトゥクでの出費はバスの比じゃないし、みんながみんなトゥクトゥクで出勤するわけにもいかない。
自腹で行かなくちゃいけないってことだから。
だからこのバスのストライキによって市民の足がストップ[[pict:exclamation]]するわけで、多くの会社も開店休業状態。
社員も
「会社に来られません。」
「お休みします。」
という素敵な状況。
ただし、今回のバスのストライキは個人経営のバスのストライキ。
だって国営のバスで働く人たちはガソリンの値段が上がろうが下がろうがお給料は国から出されるならストライキをする必要はないってことだから。
で、確かに国営のバスは走ってる。
でも普段個人バスで行き来できるはずの人たちがみんな国営のバスに乗るから大変。
オーバーフローした状態のバスが斜めに傾いて走ってく。
大丈夫か！？あのバス！

後ろの建物と比べて見てもらうとわかりますが明らかに右に傾いてる！
通勤のために一応努力はしてみないと！とバス停にはたくさんの通勤、出勤の人たちがバスを待っていてこれもパッと見ストライキ状態。

車がいて見にくいですが道の反対側にいる人たちが
バスを待っている人たち。

車が少ないといっても通勤ラッシュ時間なのでそれなりに車も走ってます。

車で出勤する先生たちは問題ないし、大学や私のように個人経営の近くの寮に住んでいる学生にはあまり問題もないので大学の授業は一応行われたものの、お昼過ぎには自宅から通っている学生のために中止された授業もあった
バスストライキ、侮れん。
今回のバスのストライキによって結局バス運賃２５％ＵＰと決まったけど、私が今回スリランカに来てからすでに２回目の値上げ。
去年大学のシンハラ語コースが始まったときには隣町のキリバトゥゴダまでＲｓ６だったのが今はＲｓ７。今回のストライキでＲｓ９になった。
隣町までなら大したことないけど、一緒の寮に住んでいる子達は週末実家に帰るための運賃が急に上がってびっくり。
Ｒｓ１００かかるところならＲｓ１２５になるってことだから往復したらＲｓ５０の値上げ。
私はといえば最近どんどん円高になっているためそのレートに救われて結局は日本円で考えてもあまり金額は変わってないけど、
スリランカ、ホントに大丈夫かな〜？