田舎の家へ

2日間我が家で過ごした子犬。
名前はジロー(仮)
念のため田舎の家の家族の意向も聞かないとね。
2日間ですでに一回り大きくなった感じがしますが・・・
本人は寝て起きて食べて、食べて遊んで食べて、寝て起きて・・・
好き勝手しております。

朝起きるとこっちの事はお構いなしに遊びに来てはベッドに登ろうと一生懸命。
そんなに登りたいのかとベッドにあげてやると髪の毛に噛みつくは顔を叩くは、やりたい放題。
静かにしているのは料理を作っている間だけ。
その時には台所で料理を作る私の足元でご飯ができあがるのをじ〜〜〜〜っと待ってました。
たった一つだけ困った問題はトイレの場所がまだわからないこと。
1時間ほどで疲れて寝てしまったと思ったら数十分で起きて、その直後おもらし(?)
その繰り返しでご飯を食べた後は必ず大きいのも・・・
健康なのはいいんですけど数歩歩くのが精一杯。
その場で用を足してしまうわけです。
家の中じゅうされてしまっても困るし、これは早めに田舎の家に連れていって後はあっちに任せよう!と今日連れていくことになりました。
どうせアンマーも首を長くして待ってるわけだしね。

田舎の家でロレックスと相思相愛の関係で一番仲良くしていたのがアンマー。
その次にいろいろと世話をしていたのがナンギー。
アンマーは心のストッパーが利かなくなってしまうほどに悲しんでいたけど、同じようにナンギーも寂しさを感じていたみたい。
田舎の家に連れていったところナンギーが走って来て嬉しそうにジローを抱っこ!

ナンギーは今年から大学に通い始めたのでロレックスがいなくなった時には家にいなかったんだけど、学校の寮でそれは歯がゆく、悲しく思っていたでしょうね。

大学寮の生徒たちの様子って私も1年半の個人寮暮らしで体験しているからそういう時の状況って理解できる。
実はそれもあって、次の日大学の寮に戻る前にナンギーにもジローを会わせてあげたかったというのもあったんですよね。

そしてもちろんアンマーも大喜び!
どんな大喜びってそれはそれは、もう本当に大喜びでしたよ。

ジローが大きくなって重くて抱っこできなくなるまで抱いたまま過ごすんじゃないかと思うくらい!

これで少しずつロレックスの事も思い出として受け入れて元気になっていってくれるでしょう。
そして、これから生活する家族全員と対面したジロー。
最初はおっかなびっくりで私の足元をうろうろしていたんだけど徐々に家の中の探検を始め、どうやら気に入ったみたいです。
コロンボの私の家よりもずっと大きいし、庭もあるし、塀もないし、行動範囲を制限されることなく、自分の意思で広々と生活できるハズ。
田舎の家の家族は犬や猫も家に閉じ込めたり、塀に閉じ込めたりするのは好きではなくて、それは自分たちと同じようにこの世界に生きる者として外の世界を知る権利、外の世界を好きなように、好きな時に走る権利があると思ってる。
行ってはいけないところへ行きそうになったら名前を呼んだり、迎えに行って連れ帰ってくる。
それは動物であっても名前を呼ばれたら少なくとも自分で理解した上で戻ってくることになるわけで、そこを塀や檻で囲うことは動物の生活を無理やり人間の都合で制限するもの。
でもそうしていても結局犬や猫たちは遠くへ行かず、特にロレックスは村の事は知っていても家から離れようとはしなかった。
きっと自分の役割と自分のテリトリーがわかっていたんでしょうね。
でも動物って確かに本来そういうものであるような気もする。
そういう考えの田舎の家。
きっとこれからジローもいろんなものを見て、いろんなことを体験して、自分の役割を感じ、アンマーやターッタと一緒に楽しく生活してってくれるんでしょうね。
今は家族はそのままロレックスの小さいころにそっくり(犬種が一緒だから当然だけどw)ということでロレックスと呼んでますが、本名は一応ジローということになりました。
みんなジローでいいと言いながらロレックスと呼ぶので、登録される名前が何になるかはわからないけど、正式名は「R(ロレックス).ジロー」って事ですね。
これからコロンボに戻る私にとっては寂しい限りなんだけど・・・
ジロー、これから愛情たっぷりのアンマーの下ですくすく成長してたくさんのことを学んでいってね!

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