脱穀

ここ数日、田んぼの稲刈りをしたようで・・・
今日は家の前で脱穀してました。

稲刈りの様子は見たことはあったんだけどこの辺りでは機械などは使わず稲刈りはすべて手作業でやってます。
そして今回は脱穀。
近所の人にもお願いして機械も借りて一気にやっちゃいます。
水色の服を着ている男の子が機械に稲を入れると稲と茎を別にして茎は反対側へ。
稲は右側へ落ちます。


反対側から見るとこんな感じ。
手前にあるのが茎
奥にあるのが茎から外れたモミ
茎を手に取ろうとしているのが近所のピンチャさんw(たぶん本名じゃないです)

とはいえきれいに分けられるわけではなくて地面に飛び散った感アリですが。
その後、茎を庭の片隅に積み上げ、後は地面に残った稲をほうきで集めておしまい。


かなり雑ですが・・・
こうして脱穀したお米がこれから数カ月家で食べるお米になるんですね。

ちなみにこの脱穀、昔は牛を使ってやってたそうです。
牛を杭につないで、その周りに刈り取った稲を敷き、その上を牛にぐるぐると歩いてもらうことによって脱穀するという・・・
大学の外国人シンハラ語コースで勉強するのに使った『アンバヤールヲ』って小説にもその様子が出て来るんですが、夕方始めて明け方終わる時間のかかりよう。
機械ってすごいですね。
ちなみに2年ほど前にスリランカ料理を勉強しに来てくださった料理の先生たちから
「スリランカ料理を教えるならカレーだけではなくてお米にもこだわってスリランカのお米を使いたい!
できれば無農薬のお米が欲しいけど、作って日本に送ってもらうことってできるんですか?」

という相談を受けたため農薬を使うのを止めてみた田舎の家。
結局話はそのまま立ち消えっぽいけど、農薬を少しでも少なくして作ることができるなら体にもいいからと今もそのまま農薬を使わずに育ててます。

とはいえ田んぼの水は周りの田んぼとも繋がって流れて行くので周りの家が農薬を使えば自分のところの田んぼにも多少なりとは流れて来るので完全無農薬というわけではないんですけど。
今回もお米脱穀したらまたもらって帰ろう[[pict:symbol7]]

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