ACバスがノンACバスに!

突然ですが、実は昨日からヌワラ(キャンディ)へ来ていた。
今日はキャラニヤに戻らなくちゃ!
夕方になってしまったので一番早く行けるACバスでキャラニヤまで行くことに。
とACバスでヌワラを出発。でもほんの1時間ほどでバスが止まってしまった。
どうもエアコンの調子が悪くなって効かなくなってしまったらしい。
もしかしてここでこのバスはギブアップ!?
もしここでバスが止まると次のバスをそれぞれに探さなくてはいけなくなるんだけど、今日は日曜日。しかも夕方。
ヌワラからコロンボに移動する人はそこそこいるし、次のバスもおそらくヌワラから出発するときには席は満席になっているはず。
え〜・・・!!
キャラニヤまで座ってラクチンにいけると思ったのに・・・ここで止まったら私、困る!

そう思ってドキドキしていたら、周りにいる乗客も考えていることはみんな同じだったらしい。
そしてコンダクターさんとドライバーさんもできれば仕事をしていきたい模様。
「ACエカ キャディラ。 ACナトゥヲット カッティヤ ヤンナキャマティダ?オッコマ カッティヤ キャマティダ?」
(エアコンが 壊れました。 エアコンがなくても みなさん 行きたいですか? 全員 それでいいですか?)

ACくらいなくてもどうせヌワラ−コロンボ間。
半分は高地みたいなもんだから窓を開けていけば涼しい風が入ってくるし問題なし。
みんな口をそろえて
「キャマティ、ヤム、ヤム!」
(それでいいよ、行こう、行こう!)
「サッリ デンナン!(お金は 返金しますから!)」

というコンダクターさんの声を合図にバスは出発。
結局ACバスに乗ったはずがノンACバス[[pict:bus]][[pict:symbol5]]になった。
でも窓を開けると涼しい風が入ってきてこれはこれで気持ちがいい。
意外と気持ちよくキャラニヤまで帰ってきた。
でもここで気になるのは返金の金額[[pict:money]]
もちろん全額ではなくてACがなくなった分だけですよ。
そして気にしているのは乗客のみんなも同じだった。
コロンボまで行く人たちはコロンボで降りる直前に返金されることになるわけだけど、その手前で降りなくてはいけない私はみんなよりも先にお金を返してもらわないといけない。
キャラニヤが近づいたとき、隣にいたおじさんに念のため聞いてみた。
Keiko:「キイヤック ワゲー ディダ?(いくら くらい くれると思う?)」
おじさん:「シーヤック ワゲー ディ。(100 くらい くれると思うよ。)」
ハリハリ[[pict:good]](了解)

念のため聞いたのは私が外国人だからと返金額をくれなかったりするとやだな〜と思ったから。
そしておじさんが100ルピーと言ったのはもちろんおじさんの
願望[[pict:kirakira]]
でもACナシのバスで現在コロンボ−ヌワラ間が110ルピー近辺であることを考えればACバスで払う金額は230ルピー。差額が120ルピーでおじさんの願望はそこそこいい線をいってる。
早速コンダクターさんのところへ行って
「キャラニヤ バヒナワー。 サッリデナワー キィゥワネ?(キャラニヤで 降ります。返金してくれるって 言ったよね?)」

でもうなずいてコンダクターさんがくれたのはパナハイ(50ルピー)だった!
すぐにさっき100ルピーと言っていたおじさんのほうを見て、口パクで
(パナハイ!)[[pict:rain]]
というと、おじさんは
「あちゃ〜!そんだけかよ!!」[[pict:alien]][[pict:ase2]]
って表情をした。
返金額が気になっていたのは他の乗客も一緒だったからおじさんの前後にいた人がおじさんに返金額を聞き、その隣の人がその後ろの人に伝え・・・
思わぬところでバスの車内でパナハイの伝言ゲームになった。
おもしろい・・・[[pict:symbol4]]
あっという間に返金額が伝わった車内。
その金額にがっかりする人、仕方がないかと笑う人、ここまでみんなお互いに何も知らない他人だったのにこの行動でACナシのバスに乗り合わせたという変な一体感ができあがった。
降りるとき、おじさんに手を振るとおじさんに手を振ったのになぜか何人かが私に向かって手を振ってる!?[[pict:pika]][[pict:piyo]]
バスを降りて走り去っていくバスを見ながら、コロンボで「返金額が少ない!」とか文句言う人いたりするのかな〜?と思いながらなおも手を振ってくれてる乗客に手を振ってさよならした。

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