チェーンメール

今回の地震に続く津波、原発問題でスリランカの人たちがおそらく一番理解しにくいけど不安に感じているのが原発。
すでにスリランカではチェーンメールも回り始めているらしくとてもありがちな
「放射能で汚染された雨が降るので少しでも雨が降ったら必ず傘を差して歩くこと。絶対に濡れないように。」
というような内容のものも早速回っている。
日本でもチェーンメールやデマに惑わされないで!と呼びかけられているけど、スリランカではそういったものが日本よりも広まり易い。
何が本当か何がウソかがわかりにくいから。
日本でならテレビはどこにでもあるし、ラジオやインターネットでも同じように注意を呼びかければかなりの人が情報を得ることができるし、何とかある程度抑えられるのかもしれないけど、スリランカでは私の寮だってテレビはない。
ラジオは携帯電話で聞くしかないし、インターネットだってスリランカではお金に余裕がある人でないとなかなかみられないし、毎日インターネットを見る人もまだ少ないと思う。
しかもみんながわかるシンハラ語のニュースサイトよりも英語のサイトのほうが多いからそれも英語が話せるだけでなく読める人でないと理解は難しくなると思う。
そんな何が正しいのかを知るための障害がまだまだたくさんあるスリランカ。
このチェーンメールが回ったときにも寮の子が二人話をしている声が聞こえてきた。
A:「見て、原発の放射能がスリランカ上空にも来ているから雨に濡れないように必ず傘を持って歩けって友達からメールが来た。」
B:「それ、うそだって新聞に載ってた。そんな風にはならないらしいよ。」
A:「へ〜、そうなんだ。絶対そうなのかな?
B:「う〜ん・・・どうなんだろう?

と結局チェーンメールが本当なのか新聞が本当なのか結論が出ないまま会話は終了。
スリランカでは勉強しているはずの大学生(しかも科学選考)でだって理解はこの程度。
スリランカには原子力発電所はないからそれについても理解が難しいだけでなく、今回のようにトラブルが起こったとき自分達の生活の中にはないものが壊れたという2段階の想像もまた難しく、そこまで来ると理解はただ怖いものが壊れたと大雑把なものになる。
それにしてもチェーンメールってスリランカでもよく回るんだけどだれが送ってるんだろうね??
回すなら混乱しない本当のことを送ってほしいな。

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